谷口編集長の週刊ルアー&フライニュースたまや特別版第10号
最終回



今回は2002年後半ですが、、実は色々と重要な年なのです…


まずは8月16日の大会。気温26℃、水温13.5℃、台風13号が近づいていたため開催が危ぶまれましたが、何とか雨の中のスタートとなりました。よってドタキャン数名、出場者47名でした。ほとんどの選手が東谷田川ゴルフ場付近に集中し、しかもほとんどの選手がパワーホグのテキサスという状況でした。

優勝は重満君、センコーノーシンカーとラバージグで2940gでした。たしかこの時「もうすぐ結婚!」と言っていたような気がするんだけど・・・・?


実はこの8月16日は私にとって非常に意味のある日なのです。
それはこの日から私のエコフィッシャーマン人生が始まったのです。この年、私はネクストワンのAAAフォーミュラを使っていました。たしかに食い込みは良くなったのですが、そのぶんフックを飲まれることが多くなり、ついに7月の大会でデッドフィッシュを出してしまいました。さすがにショックでこれではいけないと考え、この日8月16日からバーブレスフックを使い始めました。それから1年間は雨にも風にもおやじにも負けずバーブレスを使い通しました。現在はまたバーブ付きフックに戻して、本当にバーブは魚をばらしにくくなるのか研究中です。もう少しでサンプル収集が終了しますのでどこかの雑誌に研究論文として投稿するつもりでいます。



次の8月29日はたまやにとって意味のある1日となりました。
それはこの日がたまやペアトーナメント始まりの日だからです。
バスブームの真っ只中でもおごることなく営業努力を続ける社長に脱帽です。

記念すべき第1回大会優勝は八巻・城田チームでした。西谷田河口でパワホテキサスを使い2380gでした。
その後あまり見かけないようですが、初代チャンピオンなんだから毎年出場してくださいね!

次は9月16日、猛暑だった夏も3日前からの雨で秋を迎えたようです。
気温19℃水温23.5℃、出場者45名でした。
優勝は湯沢さん。
得意の西谷田河口をラバージグで2450gでした。
1週間前のプラでは同じ場所で52cmを釣っています


さて次は10月大会・・・・といきたい所なのですが、実はこれで終了です!?


この年の10月をもって週刊ルアー&フライニュースが休刊となってしまいました。
上の写真が最終号です。
1997年5月16日から5年以上にわたってたまやトーナメントを書き続けました。
始めは自分が文章を書くのが好きだったので釣り日記がわりに書いていましたが、そのうちにたまやトーナメントレポートが主な記事になりました。
早朝からのトーナメントで疲れて帰って来て、正直キーボードをたたくのがつらいと思ったこともありました。
それでも新聞に載せてあげることのできた人達がすごく喜んでくれて、額に入れてます!とか、親に送りました!
なんて言ってくれるので知らず知らずここまで続いたと思います。
さすがに休刊の知らせを受けた時は愕然として「これからどうやって家族を食わせていこう?」と悩みましたが、
よく考えたら本職は新聞記者じゃないことに気づきホッとしました?
 今でも週刊釣りニュースに小さい記事を書いています。
それは、L&Fニュースが再開した時、またすぐに記者として使ってもらえるように継続しておこうと考えているからです。
できるだけ早いL&Fニュースの再開を祈りつつ「谷口編集長のたまやトーナメント回顧録」最終回といたします。

HPや大会結果をまとめてくれている高橋さん中西さん、いつも早く上がって検量をしてくれている松島さん関さんに感謝いたします。
ガンバレブラックバス!ガンバレ牛久沼!ガンバレたまや選手会!!


今回のキーワード
バーブレスフック、ペアトーナメント、L&Fニュース休刊