谷口編集長の週刊ルアー&フライニュースたまや特別版第5号



たまや選手会の皆様、ファイナルトーナメントご苦労様でした。
スタート時は「今年は暖かいね・・」などと話していましたが、釣り始めたら北風は吹くは氷雨は降るは、記憶にある内では最も過酷なファイナルとなりました。
それにしても望月さん強いです。
11月こけたと思ったらファイナルでリベンジするとは驚きです。
ということで、その強さを証明する記事です。


2001年8月19日の大会です。台風の影響で東谷田川にエリア限定、水温29℃でした。
やはり真夏の大会ですから、スタートから8時までの間に葦の奥をノーシンカーやテキサスで釣ったようです。
準優勝の斉藤(宅)さんとは同重量の接戦でした。
それにしても望月さん、これまでに何勝しているのでしょうか?
来年から左手のみ使用可のハンデイつけましょうね



次は最古参選手を2名紹介します。上は大石さん、得意技は住宅下でのテキサスのロングステイです。
私と同じくらい昔からたまやボートに通っています。
下はご存知 坂本氏!いわずと知れた「たまやクランクマスター」ですね。
記事は、99年9月19日、曇りで南東の風、気温水温ともに24℃の最高の釣り日和でした。
この年は住宅下が大ブレークした年で、この日もスタートと同時にほとんどの選手が住宅下へ入りました。
ほぼ5メートルおきに選手がいて銀座状態でした。
それでもさすがに大石さん!
フィッシングプレッシャーをものともせずパドルテール(パヌー・・懐かし!)の1/4ozテキサスで風表の倒れ葦を必殺ロングシェイクで釣り2940gで優勝しました。
坂本氏はビッグフィッシュ賞獲得!私の記憶ではこの人ビッグフィッシュ賞多いんですよ。
この日は何で釣ったか記録に残っていませんが、やっぱりクラ○○ベイトですかねえ?
この年に住宅下が良かったのは、住宅下にザリガニが大発生したためでした。
さらにこの年、もう一つ大きな出来事がありました。
たまやトーナメントでセンコーノーシンカーが大流行、これを使いこなすのが牛久沼攻略の第一歩となりました。
特にたまや常連の人達はノーシンカーでウェッピングを楽々こなしていました。
牛久沼の葦をウェッピングと言えば、14gのラバージグなんてのが当たり前の時代でしたから、たまや常連組はある意味すごい人達の集まりだったのかも知れません(ちょっと嬉しい・・)。
ちなみにお気に入りのセンコーカラーはというと、谷口兄弟はホワイトシルバーラメ(#031)、内藤君ソリッドブラック(#020)、柳沢君ウオーターメロンソリッド(#042)とばらばら、フックも1/0から4/0までそれぞれポリシーがあったようです。
そういえば、この後しばらくすると、センコー派とバレット派に分かれたりもしました。



このイラストは2001年2月の記事「牛久沼ローカルトーナメント2000年総決算 データで見る傾向と対策」という長い見出しの特集に掲載されたものです。右が私で左が弟。似てます?


今回のキーワード
望月さん優勝おめでとう! 大石さん坂本さん 住宅下爆釣 センコーノーシンカー