谷口編集長の週刊ルアー&フライニュースたまや特別版第2号



今回は1998年6月21日の大会です。
優勝の清水さんはJBワールドの庄司選手にちょっと似ている二枚目でした。
この人も当然ながら釣りが上手く、たしか2回優勝したと思います。
ギャンブラークローダディというざりがに型ワームのテキサスをウェッピングするのが得意でした。
西谷田川細見広場の密生したヨシとガマの間を狙い、シェイクではなくアップダウンで誘ったとのことでした。
準優勝は浅井さんです(前列左端)。ティムコの人で牛久沼近辺の出身者です。
数年前にスカイパーフェクトテレビに製品紹介で出演していたのを見ましたがお元気ですか?
ティムコマングースというチームを作ってピンクのジャンバー着てましたよね。
たまや周りから住宅下にかけてカリフォルニアパドルのフリッピングで釣ったそうです。



私的には、この頃ジャンボグラブのノーシンカーを使い始めたころです。
はじめは4インチグラブでやってましたが、それは世間一般にやっているとおり、
投げてゆっくり引いて来る釣り方でした。でも牛久なのでやっぱり葦際を狙いたい。
そうするとベイトリールを使いたいので6インチグラブを試したんです。
そうしたら楽々ピッチングできるじゃないですか!ここから私のノーシンカー人生が始まってしまいました。


この写真は98年8月26日にゴルフ場前の葦際で釣れた39cmです。
ものすごく良いプロポーションですよね!実は前年に小魚や海老が大発生したため98年はバスが非常に良い状態だったんです。
フックはスゴイフック3/0、ラインはフロロの10lbです。
今考えるとライン細いですネェ?
この後、ノーシンカーはラインの変化で当たりを取った方がよいことに気づき、浮力のあるナイロンに変えました。
それでも12-14lb、いつもノーシンカーやアンダーショットなんかのちまちました釣りばっかりなのでどうも細いラインが好みなんですよね・・
テキサスってあんまり使わないんです。
使ってもライトテキサスでせいぜい5gまで。
だから中西副会長に勝てないのかなあ?中西さんはパワーホグのテキサスばっかりだもんなあ。
次の大会はテキサス禁止にしたら勝てるかもしれない・・・チョットせこいか。



次の写真は9月20日の大会です。
南風の強い暑い日で正午の気温は30℃を超えました。
出場者はこの年最高の43名です。
ほらまた清水さん優勝してるでしょ!
このころはまだ年間ランキングがなかったのが惜しまれますね。


準優勝は左隣りの室井さん。この人も上手でした。
得意技はチューブワームに1/16ozのグライダーシンカーを入れて(知ってます?当時流行ってました)
PEライン40lbでウェッピングしちゃうんです!
1/16ozで投げられるってのもすごいし、だいたいそれで葦の中に本当に落ちるのかしら?
3位は最近見かけない斉藤さん。そして真面目に働いてたころの遠藤君と後列には田口さん、柳沢君、清水さんがいます。
このころは優勝トロフィーが今のものと違ってテッペンにへら鮒がついてました。
まだ世間ではバスがついたトロフィーなんて売ってなかったんですね。
しかもそれをごまかすかのようにへら鮒にガムテープ巻いていたのを覚えてます。
マァ今みたいにド派手なレイ(花輪)を首にかけられちゃうよりはましですけどね(なんで誰もイヤだって言わないんだろう?)。


当時、あのへら鮒がうらやましかったナァ、まだどこかに残っているのかしら?
へら鮒のトロフィー・・・(谷口編集長)